ゼロクリアランス工法

NETIS（国土交通省新技術情報提供システム）登録番号：CB-990064-VR

隣接した構造物への“ゼロ”近接施工を実現

専用に開発された圧入機ゼロパイラーとゼロ矢板（NS-SP-J）により、近接する構造物との隙間（デッドスペース）を「ゼロ」の状態で圧入施工することが可能な工法です。

適用例	水路改修工事（従来工法では施工できなかった狭隘な水路などでの土木工事）敷地の有効活用が求められる建築工事鉄道近接工事

静荷重での圧入工法と杭材の向きが同一方向のゼロ矢板の特性により、補助工法使用時の杭材背面地盤への影響を抑制することができます。

圧入機本体は完成杭をしっかりとつかむ機構のため、転倒の危険性がありません。

ゼロ矢板は継手位置が外側にあることにより、継手効率による断面性能の低減が不要で経済的な設計が可能です。

ゼロ矢板は有効幅が600㎜なので、400㎜幅鋼矢板に比べて施工枚数を削減することができ工期短縮が可能です。